特別養子縁組 軟骨無形成症 乳がん 真実告知

そうだ、ようしにしよう。

ハハは乳がんサバイバー、特別養子縁組で2人の子どもを迎えた4人家族の一コマ手帖。

仲介事業者探し

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童相談所の扱う特別養子縁組件数は比較的少なく、里親登録者数はかなり多い。里親登録をした後、何度か養子縁組前提の委託可能な子どもがいますが立候補しますか?という連絡があり、その全てに手を挙げたが全てダメだった。


能性を広げる為に民間の仲介事業者を探し始めた。その年から日本財団特別養子縁組に積極的に関わるようになり四月四日を養子の日として仲介事業者が一堂に会するイベントがあったので、そこに出席して話を聞いた。


業者によって考え方や養親に求める条件がかなり違うことに驚いた。子どもの福祉の為という目的は同じでもどういう風に育ってもらいたいかという考え方が違うのだと思う。子育てに正解はないと言われるように子どもの迎え方だって何が正解なのかは分からない。ただ共感できるかどうかを基準にしようと思った。正直言って私たちには玉石混交に見えた。


のイベントの後1番良いと思ったA事業者に手紙を書き、登録手続きを進めようとしたが、色々な書類を整えている途中で私たちの婚姻歴が短いことを理由に断られてしまった。
私たちは何とかならないかと結構しつこく食い下がったのだが、叶わなかった。しかし、断られたもののそのA事業者からは当時発足直後でまだ広く知られていなかった他の団体B事業者を紹介していただけた。


いかえせばこのことが全てのきっかけとなっていた。しつこく食い下がる私たちを切り捨てずに話を聞いてくれて他の方法まで教えてくれたこのA事業者には感謝してやまない。
後にこのB事業者から2人の子どもを迎えることになるのである。

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