特別養子縁組 軟骨無形成症 乳がん 真実告知

そうだ、ようしにしよう。

ハハは乳がんサバイバー、特別養子縁組で2人の子どもを迎えた4人家族の一コマ手帖。

お迎え

f:id:chpp:20190321150554j:plainついに産まれてから1週間後、縁組前提の委託が決定したので病院に迎えに来てくれとの連絡を受ける。
病床の都合があり出来るだけ早くとのことだったので、では明日行きます。とした。仕事なんかどうでも良かった。


明日の夜には子どもが家に来る。急いで深夜営業の赤ちゃん用品店に買い出しに行く。何を買って良いのかも分からず子どものいる友だちに電話してアドバイスをもらう。
この時に何故か90センチのカバーオールを買っていた。新生児の大きさの想像も出来ていなかったらしい。90センチの赤ちゃんが人のお腹から出てくるわけないじゃないか。
このカバーオールは結局季節が合わずその後一度も使わなかった。。。

 

駅で仲介事業者Lさんと合流して病院へ。ケースワーカー、看護師さんたちが迎えてくれる。そしてついに対面。感動で涙しているハハの横で、こんなに小さいのか!と驚いた。あのカバーオールは。。。

 

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病院を出る時、一階の玄関までケースワーカーと看護師長さんが見送りに来てくれた。忙しい病院の人がそんな風にしてくれるのは稀だと聞き、この子の幸せを願う人がもうこんなにたくさんいるんだということが嬉しかった。我々はどこか夢見心地でいたので、失礼ながらお顔まではっきりと覚えてはいないのだが、見えなくなるまで見送って下さったシーンは強烈に覚えている。ポコにはこのことも伝えていきたい。

 

そして始めての新幹線、好奇の視線を浴びながら帰り、自宅で仲介事業者Aさんの沐浴指導を受ける。


あーこれは大変だ。楽しみだ。夢ではないんだ。と浮かれていた。
この後どれだけ大変なのかなど想像もせず。

 

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